「だんだんと、だんだんと」
まちのなかで朝と夜にご挨拶をさせていただくようになって、一週間。
マイクを通してお話しさせていただく時、伝えたいことが溢れて、何を言ったらいいのか迷います。
だけど、地域密着の喫茶店をここ武蔵野市で営むなかでたしかにこの目を合わせて顔を合わせてこの耳で聴かせていただいてきた、老老介護がしんどいこと、介護と育児が同時にあるダブルケアで自分の時間がないこと、不登校でここに駆け込んでくること、家のなかにも居場所がないと感じること、働いたお金がほとんど家賃に消えること、気候変動への不安、ジェンダー平等への希望。
もっと
若者の声が政治に届いたらいいのに、
もっと
女性の声が、マイノリティの声が、
もっと
子どもたちの声が政治に届いたらいいのに。
あなたの声、
ちいさな声、ちいさくとも切実な力を持つ声。
「あなたの声には、力がある」
「あなたの困りごとは、あなたのせいではない」
「ちいさな声を大切にするまちにしていこう」
聞いてくださる方、がんばれ!頼むよ!と声をかけてくださる方に、チラシを受け取ってくださる方に、励まされ続けています。そしてもちろん朝も夜も集まってくださるボランティアの皆さんにも。ひとりひとりの普段の時間を削って寒いなか一緒に思いを伝えてくださる。当たり前では全くないです。ありがとうございます。
わたし一人の活動ではない、ちいさな声を持つわたしたちの活動なのだと、思います。
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