「サイレントスタンディングから、気候危機イベントへ」
昨日11月3日(金)は新宿東口アルタ前のサイレントスタンディングに参加したのち、
新宿東南口の𝗪𝗘 𝗪𝗔𝗡𝗧 𝗢𝗨𝗥 𝗙𝗨𝗧𝗨𝗥𝗘という気候危機イベントに途中参加。
サイレントスタンディングは文字通り話さず各々プラカードを持って通行人をじっと見る。
私は最初はじっこのほうに立っていて通行人と距離が近いせいか急に話しかけられた。
聞き取りにくい英語だったが「あなたは実際にどんなことが起こっているのかわかってここに立っているのか?」と聞かれたので「日本のメディアは十分に報道しないので現地のSNSやそれを翻訳する友人から情報をとっている、100%正しい情報かは判断がつかないものもあるが、それでもジェノサイドだと言えることが起こっているのは明白だ」と答えた。「変に絡まれてない?」とうしろにいた参加者が声をかけてくれて心理的な安全を感じて助かった。
冷やかしも多かった。同年代の二人組がサイレントスタンディング主催とみられるメンバーに「これってなんのためにやってるんですか?」と冷やかしのニュアンスで声をかけたのに対し、問われたメンバーは丁寧に歴史を説明した。丁寧な説明を聞いた二人組が「じゃあガザにも武器をあげてどっちもどっちにしてあげたほうがいいんじゃないですか?」と言った。めまいがしそうになった。それに対しても丁寧にそうではない、それでは戦いを煽るだけだ、停戦がまず先なんだと、メンバーは答えていた。二人組が近づいてきてサイレントスタンディングの群れに入り、記念撮影をした。「なんでみんな黙ってるんだろう。声出してこ!」と言ったのち、空気を読めたのか流石にだまって記念撮影していた。どんな意味での記念撮影だったか分からない。でも正直自分も「なんかやってる。やば…」とデモを避ける中高生時代を恥ずかしながら送ってきたから、彼らのデモに対する姿勢も一定想像が可能で、彼らがそのようになるには私含む周囲の環境によるものも多大にあると思われ、批判しきれない。彼らに真摯な応答をし続けたメンバーには頭が上がらない。
サイレントスタンディングに一瞥もくれないひと、一瞥して逃げるように歩いていく人は、とても多かった。友人知人が参加者にいてくれてとても勇気づけられた。
そのあとの気候危機についてのイベントは、
えりさん @e_r_i_e_r_i やもみちゃん @sakomomi が関わっておりぜひ行こうと思って向かった。サイレントスタンディングのあとこちらにハシゴした人たちもけっこういた。
戦争は「最大の環境破壊」だと知られている。※今回のガザは戦争ではなくジェノサイドだ(戦争と言わないことすごく大事だと思ってる)
今この瞬間に気候危機について語る時、ガザでのジェノサイドを批判し停戦を求めることは地続きだろう。そのことについてどのくらい触れられていたのか、どのように触れられていたのか、気になります。戦争/紛争/ジェノサイドと環境破壊の文脈、勉強不足なところもあるため、参加した方はぜひ教えてください。
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